国際理解教育 平成13年度国際貢献プログラム
「ネパールの小学校との交流」

東海スクールネット研究会
(このプロジェクトは、郵政事業庁国際ボランティア貯金援助事業とあわせて実施しました。)


企画運営・主催 

 国際学習環境交流推進協議会
  (代表 坂元 昴  文部科学省メディア教育開発センター所長)
 東海スクールネット研究会(特定非営利活動法人)
  (代表 後藤 邦夫 南山大学教授)

国際貢献プログラムの内容

はじめに 
 現在、我々は豊かな文明社会の恩恵にあずかり、インターネットの普及に代表されるIT社会を向かえようとしています。日本国内の学校では、校内LANが整備されインターネットを日常的に学習に活用しているところもあります。
 しかし、ネパールの山間地には貧しい村がたくさんあります。小学校には電気も通っておらず、満足な学習環境が整っていません。そこには同じ小学生でありながらインターネット環境どころか文房具にも不自由している子どもたちがいるのです。
 日本の小学生はネパールについての知識はほとんどなく、そこの同年代の小学生がどのような生活をしているのか、どのような学校生活をおくっているのかをまったく知りません。また、自分達が国際的に貢献できるとは考えてもいないのが現状ではないでしょうか。
 そこで、日本の学校で行われたネパールの小学校支援の為の支援物資をネパールにまで持って行く活動を通して、ネパールの人々、子どもたちと交流を持てば、同じ地球人としての自覚がさらに出てくるのではと考えます。ネパールの友達の学習環境を作るための小さな輪を大きく大きくしていく活動です。

ねらい
  •  ネパールの小学校を訪問し、現地の小学生や教職員、村人と交流を持ち、相互理解を図る。
  •  必要な支援物資を持っていき、現地小学校の学習環境の構築に貢献する。
  •  帰国後に現地校とインターネットを通して共同活動を行う為の基礎を築く。

訪問校

 首都カトマンズ  ホーリン・ガードンスクール
 山間僻地校    ダクチュウ村小学校
          

実施期間

 平成13年8月5日(日)出発 8月12日(日)帰国


日 程
                               
5日(日)
 名古屋 ― 関空 ― (上海経由) ― カトマンズ泊 (ホテル泊)

6日(月)
 カトマンズ ― パブル ― ズンベシ泊 (ロッジ泊)
    (飛行機で1時間)  (徒歩約4時間)

7日(火) 
 ズンベシ  ―  ラムジュラ峠  ―  ダクチュウ村  
   (徒歩約4時間)   (徒歩約2時間)

 ダクチュウ小学校訪問 ― ダクチュウ泊 (村長宅泊)

8日(水)
 ダクチュウ村 ― ギンザ ― バンダル (ロッジ泊)

9日(木)
A バンダル ― ジリ ― カトマンズ
 (午前徒歩約4時間)(午後徒歩約4時間)(バス6時間)

B バンダル ― カトマンズ ― カトマンズ市内研修 カトマンズ泊 (ホテル泊)
   (航空機で1時間)

10日(金)
 ドリケル病院及びホーリン・ガードンスクール訪問 カトマンズ泊 (ホテル泊)

11日(土)
 カトマンズ市内及び近郊にて研修 ― 深夜空港へ

12日(日)
 カトマンズ ― (上海経由) ― 関西空港 ― 名古屋

資料
 半田市立亀崎小学校の活動「小学生にもできる国際貢献 ネパールの小学校との交流をとおして」
 小牧市立篠岡小学校の活動「小学校間交流 ネパールとの交流」(プレゼンテーション資料)
 東海スクールネット研究会 第36回研究会での報告(プレゼンテーション資料)



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